やきいもの想うこと

ADD陰キャ主婦の頭の中

ギャンブル依存症かぁ

巷でトレンド入りしている単語にギャンブル依存症というものがある。某スポーツ選手のお金を使い込んでしまったといわれている、アレ。

身近にも似たような症状の人物がいる。
うちの場合は兄がそれに当てはまる。

後々記述しようと思うが、我が家系には複数の依存症が存在している。
その中でもギャンブル依存症は、程度にもよるが厄介度で表すと今のところ
中の上だ。(うちの場合)

理由としては、まだ実害が家族内で収まる範囲であるということと、
兄弟間では被害を被っていないという点だ。

我が兄の場合は、ギャンブルの種類としては投資系に当てはまる。
昔から所謂賭け事系(スロット、パチンコなどの)には手を出していたようだが、
特にその時点では重症化することはなさそうだった。

様子がおかしくなってきたのが、上京して事務系の職に就き始めたころだ。
そのあたりから携帯からボタンひとつで投資できる小さな投資をしていると
言っていた。

私は当時、金融関係の職に就いていたのもあり、その類の勉強も少しはしてきたが、無論素人が生半可に手を出していけない領域なのは知っていた。
大きなお世話とも思ったが兄にやめたほうがいいと伝えてはみるも、声は届かなかった。兄は勉強は出来る方だったので、自分の頭に自信があるのか、家族の話はきこうとしない。

そこから10年以上が経った。

その間に兄は静かに数百万の借金をこさえ、仕事もパワハラによる鬱で辞め、
実家に帰った。借金は一時的に親が肩代わりしていた。

実家での療養の後、地元で新たに職を探して就職したが、何を間違えたのか
また投資に手を出している。しかもまだ借金がある状態で。
怪しいセミナーに参加しては、楽に稼げる方法を模索して、それで食べていきたいとまで真剣に話している。やばい人だ。

さらにやばいのが、この間もずっと親から金銭を吸い取っていることだ。
本来なら金銭など渡さず突き放すのが筋かもしれないが、親が援助しないと、いつか危険な消費者金融に借金されるのではと恐れての苦肉の策らしい。

親も何度も釘を差してきたはずなのに、一向に本人の心に刺さらない。
そして嘘か真実かわからないが、少しずつ利益は得ていると言っている。
それが真なら借金などするもんか。

自分だけならまだしも、家族や周りに嘘をついてまで金を借り、投資というなのギャンブルに身を投じている。これはもうれっきとした依存症だと思う。
本人が少しでも止めたいと思う気が皆無のようなので、治療もできない。

やっぱり厄介レベル上の下くらいかな。
親が亡き後のことは、考えるだけで頭が痛い。