やきいもの想うこと

ADD陰キャ主婦の頭の中

歯医者好きな人、嫌いな人

この2者は永遠に分かり合えない

先日久しぶりに歯医者に行った。定期検診より少し間が空いてしまい、
少し気になる箇所があったからだ。まぁまぁ、磨けているし、プラークの数も減ってきているので安堵したところで、見えない箇所に虫歯があることが発覚。
ちゃんと磨いていると思ったのに!ショック!

「大人なんだから歯医者くらいチャチャッと治せばいいじゃない」
そんな声がどこからか聞こえてきそうだ。

いや、正論も正論なのだが、所詮他人事は軽く考えて然り。
しかし、大人だって嫌なものは嫌なのだ。そう、私は歯医者大嫌い。
今でも毎回緊張するし、幼少期全身ネットで縛られながらの治療は(現代このような治療をしているかは不明)かなりトラウマになっている。

そもそもあんな拷問器具のようなセットを前にして恐怖を感じないほうがおかしい。
(これに関しては婦人科検診もそうだ)
できるならば治療などしたくないように自宅の歯磨き頑張ったのにこの有り様で、
もう気分が落ち込むったらない。

また「大げさな」、とどこからか幻聴が。

私の歯医者の愚痴はさておき、まれに「歯医者大好き!」「歯医者に行くのが楽しみ!」とこっち側の人間からするとドMとしか思えないことを言い出す奴がいる。

かつては私もそうなりたいと思っていたが、よく考えたら両者のそもそものフィールドが違うということに気がついた。そう、こんな感じで。

歯医者が好き=きれいな歯を褒められたい、歯医者のクリーニングが好き
歯医者が嫌い=痛いと分かっている治療が嫌、麻酔痛い、歯石取りすら痛い、口開けるの辛い、気持ち悪い

おわかりだろうか...

そう、この2つの違いは「痛みや苦しみを伴う治療、行為」の有無だ。
試しに変態覚悟で歯医者好きの人に聞いてみるといい。

「ねぇ、麻酔なしの虫歯治療好き?」
「神経取る時のグリグリ感好き?」

好きという人は恐らくいないだろう(というか居たら怖)
もしそんな猛者が居たら「す...すごいよ!君ってやつは...!」、と
称え祀りあげて欲しい。

この両者を同一視して、私のように歯医者好きな人に対してムキになる必要はない。
そもそもの指してるものが違うのだから。

貴方はこっち側の人間ですか?
それともそっち側の人間ですか?